
ココナラの値上げのタイミングが分からない…。値上げしちゃうとお客さんが離れていってしまいそうだし、かといって、このまま最低価格で売り続けるのも消耗するだけだと思っている。明確なタイミングとかあったら教えて欲しい。
そんな疑問にお答えします。
この記事を書いている僕は、ココナラ歴5年。
販売実績は600件ほど。
そんな僕が解説しました。
値上げのタイミング:答え→サービスに付加価値が生まれたとき

ネットでは、値上げのタイミングは「徐々に」とか「〇件売れたら」などと言われていますが、どれも抽象的で、ぶっちゃけ答えになっていないと思う。
値上げのタイミング答えは「サービスに付加価値が生まれたとき」ですよ。
これが答えです。
では、どんな感じで値上げしていけばいいかを、詳しく解説していきます。
値上げの手順

値上げの具体的なやり方は下記のとおり。
その①:現在の価格を基準とする
その②:オプションで付加価値が売れるか試してみる
その③:売れ行きが良ければ、それ(付加価値)をサービスの標準装備にして値上げする
ここでは、ライティングサービスを例にして解説していきます。
順番に見ていきましょう。
その①:現在の価格を基準値とする
まずは、現在の価格を基準値にします。
現在サービスを2,000円で販売しているなら、2,000円が基準値ですね。
こんな感じで、まずは基準値を設定しましょう。
その②:オプションで付加価値が売れるか試してみる
次に、実験としてオプションで付加価値を売っていきます。
例えば、ライティングサービスなら「SEO対策のオプション」を作成し、1,000円くらいで販売するとかです。
販売してみて、オプションの売れ行きが良いようであれば、この付加価値には需要があることが分かってきます。
オプションが、サービスと常にセットで売れるようであれば、ここが値上げのタイミングです。
オプションが売れない場合は、需要がないか、値付け価格が高い可能性があります。
その③:売れ行きが良ければ、付加価値をサービスの標準装備にして値上げする
オプションが売れるようなら、それをサービスの標準装備にして値上していきます。
上記では、1,000円でオプションが売れていたので、引き上げる価格は+1,000円でOKといった感じです。
これで、2,000円→3,000円に引き上げ完了ですね。
ポイントは、付加価値ぶんの価格を上乗せするといった考え方ですね。
「付加価値が付いたので値上げしました」という正当な値上げの理由があるので、いま購入してくれているお客さんも納得してくれるはずですよ。
いくらまで値上げすれば良いのか?

「値上げするタイミングや、方法は分かったけど、いくらまで値上げできるのだろう?」そんな疑問もありそうですね。
結論から言うと、自分が高いと思う価格は、お客さんも高いと感じるはずなので、そこを目安に考えればOK。
下記にて詳しく解説していきます。
値上げしすぎは、よくない
値上げしすぎると、「高い…」と思われ、売れなくなってしまうので注意です。
そのため、お客さんが購入しやすい価格にバランスを取ることが大事です。
理由は次の項に書きました。
お客さんの中に「適正価格」が存在する
サービスには「適正価格」が存在します。
例えば、ライティングサービスなら、3,000円~4,000円くらいが適正価格です。
これ以上の価格になってくると、マジで売れなくなってきます…
例えばの話ですが、現在の缶コーヒーは1缶140円くらいですよね。これが、400円で売っていたらどうでしょう。買う気うせませんかね?
こう感じるのは、缶コーヒーが100円ちょっとで買えるのが当たりまえのものとして、日本人の脳にすり込まれているからです。
ココナラもそれと一緒で、お客さんの中に「適正価格」が存在します。なので、適正価格を超えると売れなくなるといった具合です。
適正価格に正解がありません
適正価格はジャンルによっても違いますし、お客さんが決めることなので、残念ながら明確に「いくら」とは決まっていません。
なので、サービス全体の価格を見ながら予想していくしかないです。
ただ、ココナラでは企業よりも、あなたと同じ個人のお客さんが多いので、お客さんの気持ちになって値付けすればいいのかな~と。
自分が購入することを想像して「高い」と思った場合は、お客さんも高いと感じるはずなので、その価格はやめた方がいいと思います。
まとめ:付加価値が生まれたら値上げしよう

繰り返しになりますが、値上げのタイミングは次のとおり。
サービスに付加価値が生まれたとき
そして、下記をご覧ください。
①付加価値のないサービス→2,000円
②付加価値が付いているサービス→3,000円
どうでしょう。けっこう納得のいく値上げの内容ではないでしょうか?
以上で解説はお終いです(`・ω・´)ゞ
・値上げの具体的なタイミングが分かる
・値上げのやり方が分かる
・いくらまで値上げすれば良いのかが分かる