こんにちは。KENです。
本日(2019/10/11)台風19号が関東圏を直撃しました。
近くの川が氾濫しそうになりましたが、僕が住んでいる地域は大丈夫でした。
しかし、至る所で甚大な被害が報告されています。
台風19号は10年に一度の大型台風と言われていますが、日本に住んでいる以上今後も同じような被害が起こり得るはずです。
今回は大型台風が接近する前の準備・対策を備忘録として残しておきたいと思います。
上記を深堀します。
本記事の内容↓
・【大型台風が発生した!】大型台風が発生した時の心構え ・台風直撃までの準備 ・自宅の防災対策 ・【台風直撃!】当日の行動 |
本記事は台風が直撃した直後に書いております。(ちょうど3時間前まで恐怖タイムでした)
事前対策はしたものの、正直なところ反省点の方が多かったと感じております。
とくに「台風来るけど何とかなるでしょ?」といった楽観的な考えは本当に危険だと身をもって体験しました。そしてこう言った危機感のない人が本当に多かったと感じます。
今回の台風の経験で僕が強く伝えたいことは「大型台風接近が予報された時は備えあれば憂いなし」と言うことです。
本記事を読めば今後同じことがあった時に迅速に行動できるようになります。
大型台風が来た時の防災対策と当日の行動

【大型台風が発生した!】大型台風が発生した時の心構え
上記でもお伝えしましたが「台風来るけど何とかなるでしょ?」この考えが一番危険だなと思いましたね。
正直、近くの川が氾濫してしまったら僕は自宅に孤立するところでした。
孤立してしまったら、食材の備蓄状況から見ても持って3日といったところ。河川氾濫のニュースを見るたびに不安でしょうがなかったです。
「どうせ何とかなる」と思っていた人は何の準備もしていなかったのかと思います。こういった心構えですと「次の日から食料無し」になることも十分有り得た状況です。
日本人は特段危機に関してゆるいですよね。
なので今回「危機に対する心構えを持つ」ことの大切さを学びました。
台風直撃までの準備

日本では台風は発生した段階で観測可能です。なので天気予報を見れば台風の規模やルートを把握することができます。
情報さえ入手できれば、台風が来る前に準備することがいくらでもできます。
準備は大まかに分けると3つ
・食料の備蓄 ・自宅の補強 ・避難所に逃げる準備 |
上から詳細説明します。
食料の備蓄
食料の備蓄に関してですが、先ずは最悪の状況を把握することが大切です。
食べ物に関しての最悪の状況とは何なのか?
それは、
・水が使えなくなる ・火が使えなくなる ・停電で冷蔵庫が止まる |
上記の状況になると食材はあっても「調理」が不可能になりますよね。
さらに、停電になると生ものは痛み食べれなくなります。
なので食料を準備する時は上記の点を考えて行います。
僕は今回自宅には「カセットコンロ」があると災害時に使えるな、と思いました。ガスが止まっても加熱調理ができますから。
✔食料で備蓄すべきものリスト
・カセットコンロ(必須) ・ガスボンベの予備 ・常温保存可能な食糧(スナック菓子、パン、缶詰、シリアル、乾物) ・カップ麺・レトルト食品(カセットコンロがあるなら) |
上記は買い物に行くたびに少しづつ備蓄しておきましょう。何故なら今回、台風直撃前々日から食料品が集中して買われ何も無い状況が発生したから。
買いたいけど物がなければ意味ありませんよね。長期保存が可能な缶詰などは少しずつ備蓄しておきましょう。
ちなみに購入時の注意点ですが、停電時に冷蔵庫が止まることを考えると冷蔵保存するものはNGです。
さらに、ご飯パックも避けた方が良いと思います。理由は電子レンジが必要なご飯パックは停電時は意味がないから。この辺は勘違いしやすいので注意が必要です。
カセットコンロがあるなら、レトルト食品やカップ麺がおすすめです。レトルト食品の中でも長期間保存が可能なお粥などは備蓄しやすいですね。
自宅の補強
自宅の補強と言うのは具体的には「窓ガラス」を補強することです。暴風シャッターの無い窓は必ず補強すべき。
風速の強い台風だと風に舞っていたる物が飛んできます。サンダルが窓ガラスを突き破る実験データもでています。
補強するために必要なものは「養生テープ」です。
「ガムテープじゃダメなの?」といった意見がありますが、養生テープはガムテープと違い貼った後に窓に粘着が残らないです。養生テープが無ければ、クラフトテープとかでも代用可能です。
この養生テープ、今回台風が接近した時にTwitterで拡散されました。結果的にAmazonでも手に入らなくなりましたね。
✔窓ガラスの補強の仕方
補強の仕方とその効力は動画を見ると分かりやすいです。
こちら「自由の声」さんの動画が分かりやすかったです↓
窓ガラスが割れると、ガラス片が室内に飛び散るので僕は段ボールで内側からさらに補強しました。
ガラス片の他に、風の進入も防いでくれるのでやっておいて損はないはず。
✔ベランダは台風接近前に片付けるべし
ベランダに植木や物干しを置いている方は、台風接近前に片付けておきましょう。
風に飛ばされて、窓ガラスに直撃ということが有り得ますから。
物干しざおは荷造りの紐で縛って固定するのもありです。
✔お風呂に水を溜める
水道が止まる可能性もあるので、お風呂に水を溜めておきましょう。
利用目的は、
・身体を洗う ・トイレの水を流す ・火災時に使用 |
上記の他にも使うことがあるかもしれない。
お風呂に水を溜めて置いて損はないので、台風直撃前日までには用意しておこう。
【台風直撃!】当日の行動

自宅が丈夫で高層階なら引きこもる
台風で一番恐ろしいのは河川の氾濫です。
なので、自宅が丈夫で高層階なら下手に避難するよりも引きこもる方が安全です。
自宅が1~2階の人は避難場所が解放されたら速やかに避難した方が良いです。
河川の氾濫が良そうされたら避難場所は解放されます。具体的な避難場所は下記で解説します。
避難所に逃げる準備:避難場所知っていますか?
僕は高層階に住んでいるんですが、今回全く準備していなかったのが避難場所に逃げる準備です。
台風直撃時や河川が氾濫してから避難を開始しても遅すぎます…。というより暴風雨の状態で避難することは無謀ですよね。
避難勧告が流れたら、自宅が1~2階の方は避難場所に逃げましょう。何故なら、川が氾濫したら3メートルくらいは余裕で浸水しますから。5メートルの浸水ですと二階まで到達します。
ちなみに避難場所というと一番分かりやすいい場所は「学校」や「病院」ですね。
災害時の物資などが運ばれて来るのも避難所なので、身近な避難場所は把握しておきましょう。
✔避難所に逃げる時に最低限必要なもの
・着替え(特に防寒具) ・タオルケット(とにかく防寒できるもの) ・予備の靴 ・スマホと充電器 ・お金(最悪自宅を失ってもお金があれば何とかなるかと…) ・水、食料 |
この辺の持ち物は台風直撃前日には用意しておきましょう。
以上で大型台風が接近した時の対策の説明はおわりとします。
最後にまとめに入ります。
まとめ

ここまで読んだ読者は、台風時の防災対策は把握できたかと思います。
そして最後に、大事なことなので何度も言いますが「台風直撃?まあなんとかなるでしょ」この考えはマジで捨てましょう。
日本人はそれでなくても平和ボケしているので、過剰な準備くらいが丁度良いです。
今回の台風19号で天災時の防災対策は「心構え」が一番大切なのかなと理解できました。
以上で説明はおしまい。
この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。